あらびあのあらさがしブログ

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【貨幣の価値】円高・円安の意味がよく分からないまま社会人になってしまった人へ

貨幣 紙幣 円 ドル

 

こんにちは。あらびあです。

以前に一度だけ書いたマクロ経済系の記事がわりと好評だったので久々にまた書きます。 ↓からアクセスできます。

www.arabin.life

今回のテーマは『円高・円安』です。

これらの概念ってつかみづらく、分かっていてもふと聞かれると頭が混乱しがち。

ぼくは経済学部(Fラン大の)を出たことや、大学入試の科目で政治経済を選択していた(授業は受けたことないですが)こともあり、円高や円安は多少理解しておりますゆえ、それを今回は共有できたらな、と思っております。

こういった経済のキホンや、税、保険などは誰も教えてくれないのでほんと立腹なうです。義務教育で教えるべき。

円高円安を教わることなく大人になってしまったアナタに

簡単です。一瞬でマスターしてしまいましょう。

ここから勉強を続けていくと、今までは聞き流していた経済学者や政治家の主張にも疑問が浮かぶようになるはず。

 

困難な数式が分からなくても「こいつ何いってんだ」と反応するようになります。

大事なのはキホンのキホンでして、メディアで議論されている内容もさほどレベルがたかくない、とも言えますね。ぼくごときに言われてる時点でヤバい。

そんで目次はこんな感じです。

  • 「円の価値が高い」ってどういう意味やねん
  • 「円安」はさっきの逆だよね
  • さて、円×ドルで円高を考え直してみよう!
  • 自分の頭で考えるためのテーマ

 

意外にマクロ経済をかじりつつ現実的な経済全体を見ると楽しいですよ。

ちなみにですが、ぼくは困難な数式どころか真剣に算数ができません。

「円の価値が高い」ってどういう意味やねん

「円の価値が高い」

言葉としては理解できるけど、ぼんやりとしていますよね。

価値が高いとは何を意味するのかを明確にしたいところです。

意味のわからん一般的な円高の定義を確認しよう

それでは、円高の定義を早速確認してみましょう。

円が外国通貨に比べて相対的に価値が高まる場合をいう通常は,円がドル通貨に対して価値が高まったかどうかで,この表現が使われることが多い。(コトバンクより引用)

はい意味わからん。 「円というぼくたちの国の通貨が、ドルというアメリカの通貨(他の国でもいい)に対して価値が高くなったら円高」ということは分かりました。ですが価値ってどうやって判断するんや?というお話。

難しいけど通貨×通貨で円高を見てみよう

実は先ほどの引用には続きがありまして、以下の通り。

対的な価値は為替レートで表現され,たとえば 110円/ドルから 100円/ドルになる場合を円高という。(一部省略)

「うんうん!そうだよね!」と思った人も多いはず。

 

要するにまとめ直すと下記のようになりますよね

(例)現在が1ドル=100円

翌日、1ドル=90円になったら→円高

 

肝心なのがこれです。

なぜ円の数字が小さくなったのに円高なの?安くなったから円安なんじゃないの?

こう思いませんでしたか?

 

上記の疑問に対するが説明できないと円安を理解できたことにはなりません。

通貨×モノで見るとカンタン!

今までは円×ドルの組み合わせで円高を読み解こうとしてきました。

しかし難しい。

こういったときは円×モノに置き換えるとカンタンに円高の意味が掴めます。

円×ドルの場合

昨日:1ドル=100円

今日:1ドル=90円→円高

 

先ほどと同じ例。これを円×モノに替えてみましょう。

 

円×モノの場合

昨日:ポテトチップス=100円

今日:ポテトチップス=90円→円高

 

分かりますか?

 

昨日まで100円を出さないと買えなかったポテチが、今日は90円だけで購入できるようになりました。

 

これはお金(円の価値)が下がってますか?上がってますか?ということです。

より少ないお金でモノが買えるようになっているので円の価値は上がっています

円高です。円高、圧倒的円高

 

下がっているのはポテトチップスの価値ですね。

 

諸説ありますがこのように、お金の価値とモノの価値は相関関係があります

相関関係とは、どちらかの数が変わるともう一方の数も必ず変わるということ。

 

円の価値が上がるとモノ価値が下がる。

モノの価値が下がると円の価値が上がる。

 

という感じですね。

相関関係の中でも、どちらかが上がったときもう一方が下がるケース負の相関といいますよ。

 

加えて、今回は1つの例としてポテチを挙げましたが、「ポテチの価格が下がったから、物価が下がった。物価が下がっているからデフレだ」というワケではありませぬ。

 

円高の感覚を掴んで貰うためにある商品を出しただけであり、1つの商品に注目するのはミクロ経済であり、全体を俯瞰するマクロ的な視点ではないです。

 

「物価」はマクロ的(全体的)な概念であり、「ポテチ」はミクロ的(個別的)な概念。

ミクロとマクロを混同するとえらいことになります。

噂によると、どうやらこれら混同したまま本まで出してしまった自称経済評論家の方もいらっしゃるそうですね。

 

「円安」はさっきの逆だよね

円安もだいたいわかると思います。

円×ドルの場合

昨日:1ドル=100円

今日:1ドル=110円→円安

円×モノの場合

昨日:ポテトチップス=100円

今日:ポテトチップス=110円→円安

 

昨日まで100円で買えていたポテトチップスが今日は110円払わないと買えない。

円の価値が下がったから多くのお金を出さないといけなくなったワケでございます。

 

当たり前ですが、少ないモノの方が価値が高くなります。

ポケモンでいうとモンスターボールよりマスターボールコイキングよりレックウザの方がレア。

機能や強さもありますが数が少ないから貴重なのです。

色違いのポケモンなんかはまさに希少性の典型ですね。少ないからみんな欲しくなるってワケ。

さて、円×ドルで円高を考え直してみよう!

ここまで来たらモノを用いて円高の概念が理解できているはず。

ではそろそろ円×ドルに直して円高をマスターしましょう!

円×モノの場合

昨日:ポテトチップス=100円

今日:ポテトチップス=90円→円高

 

今日はたった90円でポテチが1つ買えるぞ!!

同じ感覚で円×ドルを見よう。

円×ドルの場合

昨日:1ドル=100円

今日:1ドル=90円→円高

 

「.....」

「今日はたった90円でポテチが1つ買える....」

「今日はたった90円で◯◯が◯える」

「今日はたった90円で1ドルが貰える」

 

そうだ!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

昨日まで1ドルを買うのに100円も支払わないといけなかった。

でも今日は90円払うだけで1ドルを手に入れることができる。

 

より少ない円で1ドルゲットできるようになったので円は強くなっている

円高ですね。

 

「昨日は〜だった。今日は◯◯円で◯◯が◯える」

のように型に当てはめて考えると円高・円安の概念を理解しやすくなります。

 

本日は大変お疲れ様でした。

自分の頭で考えるためのテーマ

円高・円安が把握できたら実際の経済について考えるとさらにレベルアップできます。

オススメのテーマをリストアップしておきますので良かったらどうぞ。

  • 円高は日本にとっていいことなのか
  • 1ドル=1円になったら何が起こるか
  • 牛丼の値段が下がったらデフレなのか
  • アベノミクスは円安誘導政策なのか
  • 日本のGDPにおける輸出の割合